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【工場見学レポート】職人技と感動に出会う旅・クリナップ工場&研修センター〈後編〉

2025年07月08日

 

 

皆様、こんにちはニコ

さてさて、今日は前回にひきつづきクリナップさん工場見学後半です。

前回はキッチンのキャビネット、バスルームの構造…
ここまで書かせていただきましたね!

今日は

ステンレスの未来を感じる展示館“手しごと8割”のシンクの製造現場、

現場でしか知れない感動を、今日も心をこめて綴りますね

 


 

ステンレス加工センター:色が変わるステンレス!?

最後に訪れたのが「ステンレス加工センター」。

ここでは、“色が変わるステンレス”=インコカラーの展示が行われていました。

 

ステンレスの色味を変える技術というのはとても珍しく、しかもこのカラーは見る角度によって表情が変化するんです。

まるで金属が生きているみたいで、見ていて飽きませんでした。


遠くから見るとこんな感じ。


それが近くに寄って角度を変えてみると、、、色が変化!!!!

 

さらに驚いたのは、

海のそばでもノーメンテで腐食しない耐久性を実現していること。



この技術は、カラーステンレス展示館や研修施設の外装にも使われているのですが、

錆びたり劣化したりしていないのだそうです。

さすがステンレス・・・!

展示室には、他にも国際家具市で展示されたキッチンなども並んでいて、

デザインと技術が融合した美しい世界に、思わずため息がこぼれました。

こちら職人さんの手仕事なんですよ。

すごい技術ですよねー!!!

 

 


 

ちなみに、あの甲子園球場のネットや上野動物園のネットにも、
クリナップさんのブラックステンレスが使われているんですって⚾

甲子園球場は

「丈夫でメンテナンスいらず」「光を反射しにくくてボールが見やすい」などの理由から選ばれたそうです。

暮らしの中だけでなく、社会のいろんなシーンで活躍するクリナップの技術力に、改めて深い敬意を感じました✨

 

湯本工場:8割“手仕事”のシンクづくり

次に見学したのは、ステンレスのワークトップやシンクを製造している湯本工場です。

この工場で一番驚いたのは、
クリナップさんの仕事は
機械化8割 手仕事2割が逆転し、作業の約8割が職人さんの手仕事で行われているということ。



湯本工場では『人の技術』が主役でした。

 

例えば、シンクの成形工程では

「ラクエラ」や「セントロ」など製品ごとに工程が異なります。

ラクエラのシンク製造過程では、3段階のプレス加工が行われ、

まず一段階目でおおよその形に、次にそれぞれの深さや角度を出していき…と進み

その後、シンクと天板の溶接はすべて手作業で、水をかけながら一気に接合されていきます。



もうこのあたり、写真や動画が撮れないのが悔しくなっちゃうくらい
「すごい!!!!」しか言葉がでないっ

(実際見てほしくなっちゃいます)

セントロに変わる前SSの時代の動画ですけれど、

職人技が光る動画を発見したのでご紹介しますね。

 

 

工場でも

美しく滑らかな研磨作業
防音シートの貼付け、木部分との接着まで、

一つ一つが丁寧に手作業で仕上げられていました。

 

中でも印象的だったのは、

国家資格も持たれている職人さんのお話

工場内を案内して下さった

渡辺さんという方だったのですが、

この方、凄腕の職人さんで


この左側のお皿など、

設置面との隙間が殆ど無いほどスムーズに仕上がっているのですが、
木型にステンレスを当てて、金槌を叩くという手仕事で仕上げた作品なんだとか!!

現場で若手社員の技術の向上のために技術指導をしながら、自らも新しい試作品の制作に挑戦し続けておられるそうです。

 

入り口前には、そんな職人さんたちの作品が展示されていました。


手の作業とは思えないほど、緻密で精巧な作品ばかり!

このような職人の技術を次世代につなげていくために、若手の育成にも力を入れて励まれているのだとか。

ただの“工場”ではなく、

“技術を継承するアトリエ”のような、凛とした空気が漂っていました✨

 

 クリナップ研修センター:海辺のリゾートのような学びの空間

最後にご紹介したいのは、海岸沿いにある「クリナップ研修センター」。

研修施設というよりも、まるでリゾートホテルのような佇まいに、思わずワクワク…!


天井がたかーーーい!リゾートみたい

新入社員さんが入社すると
必ずこちらの研修センターに寝泊まりして、知識を学ばれるそうです。

 

施設内には宿泊可能なお部屋も用意されていて、

さらに、お風呂の最新モデルも体験できるお部屋があり、

実際に湯船に入れるようになっていました。

(入浴剤やバスグッズのプレゼントまで…!)

 


足ピタフロア

すべりにくい床材で、浴槽内にもこの技術が応用されています。

 

リフォームや介護施設などからのお問合せも多いのだとか!

身体の浮き上がり防止にもなりますし

浴室内での事故防止にも安心ですよね!

浴槽も、足をしっかり伸ばして入っても余裕があるほどゆったりくつろぐことができましたニコニコ

この研修施設は、
実際に見て・触れて・体感できる展示空間になっていて、

「こんな研修施設があるんだ…!」と目からウロコの連続

学びの場でありながら、

「おもてなし」と「くつろぎ」が隅々まで行き届いた空間で、

スタッフ一同、心から楽しませていただきましたほんわか

忙しいところ時間をいただき、説明して下さった現場の皆様にも
手配から移動、懇親会など楽しませてくださったクリナップ札幌支店の皆様にも
心から感謝感謝です。

<まとめ>
 

今回の工場見学を通して感じたのは、

「機械だけじゃなく、“人の手”があってこそ、ものづくりは心を持つ」ということ。

世界にひとつだけのキッチン、お風呂。
一棟一棟お客様に合わせて、オーダーメイトで家づくりを行っている私たちの会社にも
ピッタリなキッチンだな、と改めて感じさせていただき

 

キッチンもお風呂も、

そしてその素材ひとつひとつにも、

“想い”と“技術”が宿っていることを実感させていただき
ますますクリナップさんのキッチン、製品が大好きになった私です。

これからも、そんな想いのこもった製品を、
大切に、お客様にお届けしていけたら嬉しいです。

 

 

キッチンの施工事例↓ クリナップさんのキッチン多数掲載中!!
ご覧になりたい方はクリックしてご覧くださいね♪

 

最後まで、読んでくださって、本当にありがとうございました!

出張から帰ってうちに帰ってから
キッチンを磨いてしまったさくまでしたうさぎのぬいぐるみ

クリナップさんの想いが詰まったキッチン、これからも大切に使っていきたいです♪

【工場見学レポート】クリナップ福島工場へ!在庫を持たないキッチンと職人技〈前半〉

2025年07月04日

こんにちは、スタッフのさくまです
先日6月16日~、キッチンメーカー「クリナップ」さんの工場見学に行ってきました!

場所は福島県いわき市。
飛行機に乗ってバスで出発し、現地の社員さんたちに迎えていただきながら、

普段はなかなか見ることのできない“ものづくりの現場”を見せていただきました✨

私たちが日々ご提案しているキッチンやお風呂。

でも、実際にそれを“作っている人たち”の声や、

どうやって作られているか”を知る機会って意外と少ないんですよね。

今回の見学では、ひとつひとつの製品の奥にある

「技術」と「想い」をしっかりと感じることができ…
そして何より、クリナップさんが大切にしている「人」と「地域」との関わり方にも、胸を打たれました。

 

工場内は写真が禁止だったので、

テキスト多めですがよければお付き合いくださいねにっこり

(※タイトル字の工場はイメージフォトです(笑))

 

 

 

フラミンゴのいるレストラン、メヒカでカニピラフで腹ごしらえして、

いざしゅっぱーーーつ!

ケンミンショーで見たことあった!嬉しい!

 

リアルにフラミンゴ可愛かった

 

 

 


 

「在庫を持たない」キッチンづくりとは?

 

クリナップさんの製造スタイルには、他社と大きく違う点があります。

それは「在庫を持たない完全受注生産」という仕組み。
 

たとえば、わたしたち工務店が注文を出すと、

その内容をスタッフさんがデータとして入力し、
1棟ごとの番号とバーコードが印刷されます。

このバーコードが、工場内での加工から組み立て、検査、出荷まで、全ての流れを一貫して管理してくれる。

 

つまり、同じものは一つとしてなく、

そのご家族のためだけのキッチンが、一から丁寧に作られているということ!

この“在庫を持たない”というやり方は、じつは東日本大震災のときにも功を奏しました。

工場が被災した中でも柔軟な対応ができ、
あれだけの大災害の中でも、被害はなんとか最低限で済んだ、と。
この時クリナップさんの工場では、業務用キッチンの新ライン設立のさなかだったそうなのですが、

2か月後には稼働が叶ったというお話も印象的でした。
 

 

さらに心動かされたのが、

見学初めに映像で案内されたクリナップさんの創業者井上登さんのエピソード。



もともと、座卓を背負って売り歩いていたところからスタートし、

そのときにラーメン屋のご主人が2台買ってくれたことへの「感謝の気持ち」を、今もずっと大切にされているそうです。

 

クリナップ社員の方々がよく口にしている「感謝いたします!」の言葉にも、

そんな精神が受け継がれているのだなあと、感動を感じずにはいられませんでした

 

鹿島システム工場:キッチンキャビネット組み立ての現場

 

鹿島システム工場では、
受注や納品管理と主にキッチンキャビネットの組み立てが行われていました。

まず驚いたのは、現場の動きのスピードと正確さ。

発注データに基づいて、工場ではすべての部品が「かんばん」と呼ばれるバーコードで管理されていて、

使ったらボックスに回収 → 自動で部品発注に繋がるという仕組み!

無駄なく、ミスなく、流れるように製品が組み上がっていく様子はまさに“工場の美学”でした。

 

壁時計が教えてくれる、現場の呼吸

工場内で目を引いたのが「動いちゃいけない」と言われている壁時計!
動いちゃいけないってどういうこと?って思いますよね。

  • ラインが停止すると音楽が流れ、黄色のランプが点灯

  • 45秒以内にスタッフが対応に駆けつける

  • それでも止まっていたら、今度は赤色の警告灯+「壁時計」がうごきはじめる

  • 壁時計の合計時間が一定のラインを超えると、調整しながら稼働バランスを取るそうです

この細やかな稼働管理のおかげで、

膨大な数のキッチンキャビネットが受注台数通りにどんどん生産されていくんですね…!
一分一秒がとっても大事。

 

 

機械化8割、2割を「人の手」で仕上げるぬくもり

キャビネットの側板や底板に自動でダボ穴を開ける作業は、バーコードを読み込むと機械が自動で行ってくれますが、

それらの部品を箱型に組み上げるのは、職人さんの手作業。

クリナップさんでは木製キャビネットも生産されているので、木槌でトン、トン…と組み立てていく音が、

工場の中に響いていて、とても印象的でした。

組み立ての方、検品の方、と一人一人の方が受け持ちの場所で、責任をもって作業を行っていて、

真剣なまなざしの奥に、ものづくりへの誇りがにじんでいましたにっこりキラキラ

 

鹿島工場:
目に見えない安心をつくる「バスルームづくり」


 

鹿島工場では、クリナップ製のバスルームがどのように作られているのか、実際の現場を見学させていただきました。

「クリナップのお風呂って、こんなにすごかったんだ…!」

見学中、何度もそう感じる瞬間がありました。

普段の生活の中でお風呂は当たり前にあるものですが、
クリナップさんのお風呂づくりの裏側には、

何十年先の暮らしまで見据えたたくさんの工夫が詰まっていました

25mmの断熱材と、鋼板+下地の構造

まず印象的だったのが、クリナップのお風呂に使われている断熱材の厚み。
なんと24mmもあるそうです!!
 

しかも断熱材のまわりは、鉄板と下地でサンドイッチされた構造。
これによって、耐荷重も高く、

例えば浴室除湿器を設置しても補強無しでたわまないくらいの強さがあります。
 

(※この除湿器「セレヴィア」で取り付け可能なのですが、
浴室が洗濯室に早変わりしちゃうという優れモノ!!!!
洗濯物以外にユニフォームや靴の乾燥にも良いですし、お風呂のカビの発生も防げる利点がありますね!!

 

鋼板があることで湿気に強く、また、下地がしっかり入っていることで、将来、手すりを付けたいという要望が出た時にも柔軟に対応できるそうです。

 

実際に設置施工から年数がたってからメンテナンスに来られた電気屋さんが

「このお風呂は丈夫しっかり作られていて、本当にすごい!」とつぶやかれていた、というエピソードも印象的でした

保温性アップ!お惣菜トレーと同じ素材を使用

 

また、最近では断熱材の素材を変更し、耐熱200℃まで対応可能なお惣菜トレーと同じ素材にされたそう。さらに熱に強くなりました。この工夫により、浴室内の温度変化を小さく抑え、さらに安心して長く使えるだけでなく、使い終わった断熱材の端材も回収・加工し、次の資材購入のために有効活用されているとのこと。

この“ゴミを出さない仕組み”については後半で改めてご紹介しますね。

 

✨お掃除のしやすさもちゃんと考えられている

バスルームといえば、水垢やカビのお掃除が気になる場所ですが、クリナップさんはその点も抜かりありません

 

壁パネルには光沢の少ない素材を使うことで水垢を目立たせにくく、

微細な凹凸加工が施されていて、湿気が水滴になりにくい設計に。

「ツルツルしてる方が良いという方が多いでしょう?でも、表面がザラザラしてるほうが、実は水垢が付きにくくてお手入れが楽なんですよ」と教えていただいて、思わず「なるほど!」と頷いてしまいました。

 

アクリル浴槽で、変色や膨れの心配なし

さらに浴槽部分には、アクリル100%の樹脂が使われています。

これはFRPと呼ばれる繊維強化プラスチックに比べて、

紫外線による黄ばみや、加水分解による膨れが起こりにくいという特徴があるそうです。

プラスチックが変色してしまうのは、紫外線を吸収してしまうからなのですが、アクリル樹脂は紫外線を透過してくれるから!

 

耐久性だけでなく、清潔感を保てるという意味でも、安心して長く使える浴槽なのだなと実感しました。

 

 

お風呂は毎日使う場所だからこそ、

見た目のデザイン以上に、構造や素材に込められた思いや工夫が大切なんですね。

鹿島アート工場での見学は、

“ものづくりのやさしさ”と“安心を届ける力”を静かに実感する時間となりました。

<前半まとめ>
 

工場の中では、無駄のない流れと、

「一棟一棟、誰かの暮らしのために」という誇りが、静かに息づいていました。

「在庫を持たない」ものづくりは、

ただ効率的なだけではなく、暮らす人に“想い”を届けるためのしくみなんだと気づかされます。

そして、そんな仕組みを支えているのは、現場で働くたくさんの職人さんたちの技と真剣な眼差しでした。

後半では、
シンクの製造現場、

カラーステンレス展示場などの世界をご紹介します✨

続きも、どうぞ楽しみにお待ちくださいね

キッチンの施工事例も多数掲載中!!!!

会社のホームページはこちらからどうぞ♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたキラキラキラキラ

 

 

「室内にアリ?!」夏に増える小さな侵入者の理由と対策法【家守りの知恵】

2025年06月28日

こんにちは、スタッフのさくまです😃

夏のある日、お客様から
「家の中にアリが…!どうしたらいいですか?」というご連絡をいただきました。

虫を室内で見ることなんて少ない今日この頃…
「この虫、一体どこから入ってきたの?!💦」とあせってしまう気持ち、よ~くわかります…。

実際我が家でも、
トイレに一匹の蟻が居たらしく、5歳の息子が「下のトイレは使わない!!」と…🤣
最近の子供たちは虫に慣れてないし
室内に虫が出ると怖いと思う気持ちもわからなくはないんですが。(蛾だったら私もムリ!!)

今回は、なぜ高気密・高断熱の家でもアリが入ってくるのか?
そして、もし蟻が出た場合にはどう対処すればよいのか?について、
社長が教えてくれましたので、社長の解説をもとにご紹介します✨


気密性の高い住宅なのに、どこからどうやってアリが入ってくるの?

「こんなに気密性の高い家なのに、どうして…?😳」
そう思われる方も多いと思います。

実は、アリの侵入には以下のような理由があります。

🥵 今年の夏は、特に暑いから…

暑い季節、外よりも涼しい家の中は、
アリにとっても“快適な空間”になってしまいます。

さらに、家の中には食べ物がありますよね。
小さな食べこぼしや甘い匂いに、アリはとっても敏感なんです。

🔍 侵入経路はどこ?

もっとも多いのは、基礎と土台の間のわずかな隙間

キクザワの家では、
この隙間を内側・外側から分厚くコーキングして、極力ふさぐように施工しています。

それでも、木材の“乾燥収縮”によって土台が少し縮むことで、
経年で1〜2ミリ程度のすき間ができることがあるんです。

そこをアリたちは器用に見つけて、
通り道を作ってしまうというわけです。


まずはできる対策を!

🍰 1. 食べ物の管理とお掃除

アリの主な目的は“食べ物”。
テーブルの下、キッチンまわりなどの掃除をこまめにして、
匂いやこぼれにくい環境をつくることが、侵入を防ぐ第一歩です。

💊 2. アリの巣駆除剤を上手に使う

社長のおすすめは、「アリの巣コロリ」などの置き型タイプ。

▶︎ 効果的な設置場所:
・換気ガラリの周辺
・基礎の外周部
・アリを発見した場所の近く

アリがそれを巣に持ち帰って、“巣ごと”駆除してくれる仕組みです。

更に可能であれば外の蟻の巣を見つけて、散布するタイプをかけてやる
通常、1〜3週間ほどで見かけなくなるケースがほとんどです。

💉 プロも使う「アリメツ」

私たち工務店のスタッフでよく使うのが、「アリメツ」という液体タイプの薬剤です。

小さな小皿に少量出して置いておくだけで、
アリが誘引されて巣に持ち帰り、巣全体にしっかり効いてくれる優れもの。

⚠ ただし液体タイプのため、小さなお子さまやペットがいるご家庭では設置場所に十分ご注意ください。

🧽🫧 アリが残した「蟻酸(ぎさん)」の拭き取り方

アリは歩いた場所に“蟻酸(ぎさん)”という匂いの目印を残します。
この匂いが残っていると、他のアリがそれを辿ってまた侵入してくるため、
蟻を見つけた時は拭き掃除も行うことが大切です。

おすすめの拭き取り方法:
・中性洗剤を薄めた水でやさしく拭き取り
・そのあと水拭き → 乾拭きの仕上げでOK!

🌿ハッカ水でアリを寄せ付けない!

天然の虫よけとして人気の「ハッカ水」もおすすめ!

アリの嫌がる香りなので、
換気口のまわりや出入り口の近くにスプレーしておくと効果的です♪


そもそも、虫はゼロにはできないけれど…

高気密・高断熱住宅といえども、
構造上まったくの無隙間にすることはできません。

特に木造住宅は「木」が経年で乾燥してわずかに動き、
それによって生じたすき間から、
アリや小さな虫が入り込むことは実はよくあることなんです。
(※ちなみに、この隙間によりC値(隙間相当面積)に大きく影響を与えるものではありませんのでご安心くださいね)


お困りのときは、いつでもご相談ください

今回のようなアリのご相談、
実はこの時期になると毎年数件いただきます。

まずは今回ご紹介した方法をお試しくださいね。

もしわからないことがあれば、
スタッフが現地にうかがって状況を確認することも可能です😃


✨ おわりに

住まいは、暮らしてからしかわからないことも良くありますよね。
ちょっとしたお困りごとも気軽に相談できる関係でありたいと思っておりますので、
「どうしよう…」と困った時には、
どうぞ安心してご連絡くださいね🍀

家づくりの裏側を支える人たち ― スタッフ紹介に4名追加しました!

2025年06月27日

こんにちは、キクザワ広報のさくまです
沖縄より暑い北海道でバテバテモードでしたが、今日は気温が下がりましたね。
まだ6月下旬…。7月8月の暑さに備えてスタミナつけていきましょうね!

さてさて
今日はコンテンツ更新のブログです。
このたび、ホームページ内の【スタッフ紹介ページ】を更新しました!
普通の自己紹介も良いけど、
人となりが見えるように少し詳しくインタビューを載せてもいいかもねというところから始まったこちらの企画。

今回あらたに4名分のインタビューを追加しましたよ。
今回更新しているのは、以下の4名です。

・矢島佳那子(やしま かなこ)
スーパー事務として活躍中の、きちんとさんな事務所スタッフ✨
ご本人の「人となり」が伝わるインタビューに仕上がっています!

・佐久間ちな(さくま ちな)
広報担当&現場サポート
家づくりの現場とお客様の「心」をつなぐお仕事について、想いを綴っています

・菊澤久代(ひさよさん)
会社を裏で支える経理のスペシャリスト。
創業時からの歩みや、社長との出会いも語ってくれています。

・常務 金谷純子(じょうむ)
社長の右腕として現場を支えてきた頼れる存在!
長年の経験からくる「ものづくりへの想い」は必読です。

それぞれのスタッフが、どんな気持ちで家づくりに関わっているのか。
「人」を知ることで、きっとキクザワの家づくりがもっと身近に感じられるはずです。

ぜひご覧くださいね✨
▶ [スタッフ紹介ページはこちら]

今後も定期的にスタッフ紹介を追加していく予定です。
「どんな人がこの家を建ててくれたの?」と気になっていた方、
ぜひこの機会にチェックしてみてください

今回もブログをご覧いただき、ありがとうございました。
これからも、キクザワの家づくりを“人”の面からもお届けしていきますので、また覗きにきてくださいね☺️

外と内を、やさしくつなぐ。モデルハウスの外構計画、その舞台裏|進行中キクザワモデルハウス③

2025年06月02日

こんにちは。
急に季節を飛び越えて、夏らしく暑さを感じる季節になってきましたね。
とうとう6月!
運動会も終わって、ほっと一息
スタッフのさくまです

今日は、
モデルハウスの「外構計画(エクステリア)」についてご紹介します。

モデルハウスというと、建物そのものに目が向きがちですが、
“外の彩り”を添えることで、空間全体がより豊かに感じられるものですよね。

だから今回は、建物の外観がシンプルだからこそ、つながりや彩りが感じられるような工夫をしたい!!というのが設計陣のプランだったよう。
担当の専務(+ゆいちゃん)に少し詳しく、教えてもらいましたよー!!
よろしければお付き合いくださいね。

😄「外構を入れよう」と思ったきっかけ

きっかけは、
建物だけでは少し「味気ないかも…」と感じたことからでした。

せっかくのモデルハウス。
お客様が訪れたときに、もっと心が動くような…
色彩や、景色の広がりを感じられる空間にしたいという想いがあったんですよね。

さらに、玄関横に縁側のような空間があって、
繋がってゲストルームを設けていたこともあり、
建物の内側と外側を「緩やかに」そして「シームレスに」つなげる構成にしたかった、という理由もあります。

✨外構を担当してくださったのは「エディアランドスケープデザイン」さん

今回のエクステリアを担当してくださったのは、
ご縁があって出会えた「エディアランドスケープデザイン」さんです(このブログではエディアさんと記載させていただきます)

社内の白幡からの紹介で
大学時代の同級生が、こちらに勤める事となり、
良ければ一度お話に行きたいとお声がけいただいたようで。

ちょうどモデルハウスの計画があり、
タイミングバッチリ!!…と、
偶然が重なって実現したこの連携!!

エディアさんのHPを拝見すると、
「私達は緑を発信しるライフスタイルの設計事務所です。」
と書かれていて、
洗練された外構プランがとても素敵な会社様です。

数年前にご一緒させていただいた
㈲TAO建築設計さまや
南幌をきっかけに次世代の会でも繋がらせていただいてるAtelierO2株式会社さま
などなど
名だたる設計事務所さん、ハウスメーカーさん、工務店さんのお名前多数。
期待が高まります。

実際に提案をいただいたとき、
「さすが…!」と声が漏れてしまうような完成度の高さでした!

\それが、じゃじゃーーん!こちら!!/

特にCADでの図面提案はとても美しく、
イメージがぐっとリアルに浮かび上がるような仕上がりでした✨


こんな夜のライトアップまで
イメージとして添付してくださっている…!

(ここまでの事は、私たちのCADではなかなか難しい、さすがエディアさん…!)

専務も「餅は餅屋としか言いようがない!!」と、
専門で外構を提案されている会社の実力を知った!と興奮気味でした!

🌟エディアさんからの具体的な提案

ここで少し、提案していただいた内容をご紹介しますね。

🌸 1. 和室ゲストルームの窓から見える植栽

ゲストルームは和室になっており、
座ったときにちょうど地窓のように低い位置に窓が付いています。
この目線の先に植栽が映るように希望をしたところ、
希望通りに、視界の抜けもしっかりイメージに落とし込んで配置してくれました。

特に提案された「イロハモミジ」は、
季節の変化を感じられる美しい木で、
窓越しに見えるその佇まいは、まるで一幅の絵のようです。

他にもアオダモやエゴノキなど、
繊細で表情豊かな樹種もセレクトしてくださっています。

🪨 2. 玄関まわりに、印象的な「石」を配置

玄関アプローチには、大ぶりな割栗石や
北海道ならではの素材である札幌軟石を使った提案も。

ただの“入口”ではなく、
外の空気を室内に招き入れるような、やわらかなつながりが感じられる空間にしてくれました。

😄3. アプローチ動線は、有機的な“ゆらぎ”で

図面を描く立場にあると、どうしても直線や四角の形にまとめたくなるのですが…
エディアさんはそこを、あえて曲線で描いてくれました。

「動き」や「余白」を感じさせるアプローチは、
見る人の心を和ませてくれる不思議な力があります。

こうした“感覚的な心地よさ”って、図面ではなかなか表現しにくい部分。
そこを汲み取って、形にしてくれたことに感動しました

🌈コスト面でも嬉しい驚きが

エクステリアを追加するとなると、
「費用がかかるのでは…?」と思われる方も多いと思います。
でも今回は予算内で十分実現可能な提案となり、
コストパフォーマンスの面でも満足感のある内容となったのも嬉しかった。

現在は、エディアさんが作成してくれたCAD図やイメージパースをもとに、
窓から見える景色の高さや植栽の配置などを確認している段階です。

図面を見ながら、「ここに光が差すとこんな風に見えるかもしれない…!」と想像するこの時間も、家づくりの醍醐味ですね

✨「建物の中だけでなく、外も含めて、家になる」

今回の外構計画を通して、改めて実感したことがあります。

それは、
「建物」だけではなく、「風景」や「空気感」もふくめて家なんだということ。

小さな敷地でも、植栽や石、アプローチの工夫で
驚くほど表情豊かな住まいに仕上がります。

もし今後、家づくりを考えている方がいたら、
ぜひ「外構」も含めてプランニングに組み込んでみていただけると

家と庭、光と影、内と外。
その“ゆらぎ”の中に、きっとあなたらしい心地よさが見つかるはず。

(なかなか予算的に難しい場合もあるかもしれないですが
いずれやる希望があるのであれば、建築段階で一緒に考える方が重機なども入っていきやすいというメリットもありますよ♪)

完成が今から楽しみです。
今日も最後までご覧くださり、ありがとうございました。

キクザワ
さくまでした(^^♪

またね!!