こんにちは
2025年も仕事はじめとなり、いつもの日常が戻ってきました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
どこにも出歩かなかった年末年始ですっかりお正月太り中のさくまです、こんにちは
(ダイエットから始まる2025年)
みなさまは良いスタートを切れましたか?
さてっ 今日のテーマは、ライフスタイル別に考える住宅の形について。
家づくりを考えるとき、「平屋と二階建て、どっちが私たちに合っているの?」と迷われる方も、多いのではないでしょうか?
最近はシンプルで暮らしやすいとの観点から、平屋が大人気なのですが、
漠然と平屋を建ててしまうと、
「収納スペースが足りなかった」「家族構成が変わったけれど部屋数が足りなかった…」
と、住んだ後の後悔に繋がってしまう事も多いため、
ライフスタイルと、建てたい家を合致させ、自分たちの暮らしに合う間取りか・家かどうかを考えておくことが大切になりますよね
そこで今回は、平屋と二階建てそれぞれの魅力をじっくりご紹介!!!
理想の住まいづくりへの第一歩を、一緒に踏み出しましょう
◆平屋の魅力:ゆったりとした一体感を楽しめる!!
平屋のメリットは、なんといっても生活動線がシンプルに整うこと。
生活がワンフロアで完結するため、家事動線が短く、効率的です。
特に洗濯や掃除といった日常的な家事がスムーズに行えるため、時短にもつながり、
階段の上り下りが不要なので、足腰への負担も少なく、バリアフリー設計が容易で、将来を見据えた暮らしにも最適です。
また、階段や2階の外壁などの高所がないため、メンテナンスしやすいといったメリットも
ペンキで塗装した木材を使った外壁だとしても、1階だけであれば塗装をDIYで出来る場合もありますので、維持管理費用が抑えられる可能性がありますね。
また、リビングから子ども部屋までの距離が近く、家族の気配を感じながら暮らせます。
例えば、キッチンで料理をしながらリビングの様子を見守ったり、
リビングで過ごしながらも個室で過ごす家族の気配がなんとなく感じられたり、
家族の「つながり」を意識しやすいと言えそうです。
その他
敷地が広い分、庭に接するスペースも広く見渡せる場合が多いため、風景と調和した暮らしを楽しめる
台風や地震といった自然災害には強く、防災の観点から考えると安心できるという側面もあります。
では、逆に平屋のデメリットは?というと
①基礎部分が広くなるため、建築費用が高額になりがち。
実は、家の建築費用では「コンクリート」が高額…。
住宅で使う基礎のコンクリートは、通称「生コン:生コンクリート」と呼ばれ、ミキサー車に載せて現場まで運ばれ、ホースがついたコンクリートポンプ車で型枠・土間へ打設されます。
平屋は基礎が広くなるため、コンクリートの必要量も多くなり、
結果として、家を建てる建築コストが高くなる傾向があります。
(※同様に寒冷地の場合は、冷えやすいコンクリート面積が広いため、総二階の住宅に比べると暖房代が若干高くなる傾向があるかも。)
②土地の広さや環境の確認が必要
ワンフロアに全てを配置する必要があるため、広い土地が必要になります。
(都市部では土地が高いので総額も高くなってしまう可能性が。)
また、周囲に高い建物が建っている場合には、日当たりや風通しが悪くなってしまう可能性が考えられ、周囲の建物や住宅環境も確認しながら土地を選ぶ必要があります。
プライバシーや防犯面にも配慮し、必要に応じて、視線を遮る塀等の外構工事が必要となる可能性があります。
③増築に対応しにくい場合がある
②の土地面積にも関係しますが、建蔽率や容積率といった建築基準法で土地の面積に対して建てられる家の大きさが決まっています。
大きい土地であれば問題ありませんが、家族構成が変わって増築したいという希望が出てきた場合「これ以上の増築ができない」という場合があります。(※これは二階建てでも同様でもありますが…)
その際に、屋根を壊し二階建てにするという方法も可能なのですが、一旦、一階部分の屋根を壊しての増築となるため、増築工事が大規模・仮住まいが必要になる可能性があります。
◆二階建ての魅力:土地を有効活用して広がる間取りの可能性!!
限られた土地であっても、上下に空間を分けることで広い住環境を確保できます。そのため、都市部など敷地が狭い場合でも、ゆったりとした間取りが実現可能です。
また、
1階にはリビングやダイニング、2階には寝室や子ども部屋…といったようにしっかりスペースを分けて使えるので、プライベート空間を分けやすく、メリハリのある暮らしが実現しやすいと言えそうです。
また、眺めの良い2階窓から四季折々の風景を楽しめたり
プライベートなバルコニーでゆっくり過ごしたりと、生活にちょっとした「特別感」をプラスすることも
都市部で周りの建物の高さが高く、一階部分の日当たりが悪い場合も、二階リビングルームという間取りにすれば、日当たり条件が改善され、明るく、心地よく過ごすことができます。
デザインの面でも、
立体的な構造となるため、屋根の組み合わせや形状などバリエーション豊かで、意匠的に工夫しやすいことが多く、
寒冷地の場合は、気密性の高い家であれば平屋より基礎部分が小さく、小さな面積で暖房できるため、光熱費が抑えられます。
では、
二階建てのデメリットはというと…
①階段の上り下りがあるため、家族全員の生活動線を考えた間取りが重要になる。
特に小さいお子さんやご高齢の方がいる場合、転倒転落の対策は十分に行う必要があります。
スケルトン階段やアイアンの手摺りデザインはオシャレで人気は高いのですが、小さなお子さんが遊んで転落してしまう危険性が考えられるため、安全対策が必要です
②家事動線が複雑になる場合がある
洗濯や掃除などの家事をする際に、1階と2階を行き来する必要があると負担が増えることがあるので、間取りの工夫が重要です。
また、メンテナンス的にも二階まで掃除をする必要があるため、高所作業も含め、維持管理の負担は平屋に比べると大きいと言えそうです。
③高齢になると二階を使わなくなる可能性がある。
30代から40代と比較的若い頃に家を建てた場合は、家族全員の生活を考えて、部屋数も多く、広い間取りであることが多いのですが、子育てが一段落すると、階段の上り下りの負担から二階は使用しなくなるケースがあり、減築工事のニーズもあります。
家族構成の変化は当然あるもの。
子育て期間中の生活の時間を重視するか、夫婦のみで過ごす生活の時間を重視するかにより、間取りも変化がありそうです
平屋向きの人、二階建て向きの人タイプに合わせて選ぼう
平屋に向いている人
二階建てに向いている人
「結局どっち?!」とまよってしまった時には
平屋か二階建てか迷ったときは、まずは「どんな暮らしをしたいのか」を想像してみるのがおススメ
たとえば…
- 家族が自然と集まるリビングが欲しい
- 家事がスムーズにできる動線にしたい
- 趣味を楽しめるスペースを取り入れたい
注文住宅なら、これらの希望に優先順位をつけながら、専門家のアドバイスを元に、形作っていくことができます
あなたのライフスタイルや家族の将来をしっかり考えながら、
住まいのプロと一緒に世界にひとつだけの家をつくるのは、とても楽しい家づくりの醍醐味
「こうしたい!」を自由に形にできるのが、注文住宅の最大の魅力です!!!
まとめ
平屋も二階建ても、それぞれに素敵な魅力がたくさんあります
どちらが良いかは、お客様と家族のライフスタイルや将来の暮らし方によって異なりますので、
まずは理想の暮らしをイメージすることから始めてみましょう
ワクワクする住まいのデザインを一緒に考えてみませんか?
まずワクワクを思いっきり描くことが、家族にとって最高の未来を描く第一歩
悩んだ時にはまず、「どんな暮らしがしたいか」をみんなで十分に話し合って、
家づくりのパートナーと共に、進めていただけると理想のおうちが完成するはず…!!!
ぜひぜひ、
家づくりワクワクしながらすすめてくださいね
平屋の事例はこちら!
二階建ての事例はこちら
二階建ての物語はこちらに掲載しています。
2025年は、家づくりのワクワクをたくさん発信していけたらと思っているので、
楽しみにしていてくださいね
さくまでした~!
またねっ