日経ホームビルダーのホームページから引用すると、以下の文章となります。
「4月1日から、建築物省エネ法に基づく省エネ性能表示制度がスタートする。この制度で使われる第三者認証ラベルが「BELS(ベルス)」。省エネ性能というモノサシで建物の「燃費」を横並びに比較できるツールだ。
BELSでは同じ計算法に則って一次エネルギー消費量を算定する。消費者にとって、省エネ性能というモノサシで建物の「燃費」を横並びに比較できるメリットがある。
BELSは、国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)」に基づく第三者認証制度の一つ。
一次エネルギー消費量をもとにBELS実施機関が省エネルギー性能を客観的に評価し、5段階の星マークで表示する。」
(日経ホームビルダーHP http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldcolumn/15/00002/00009/
より一部抜粋)
一般の方にはなかなかわかりにくいものですね。
つまり簡単に表現すると、 「うちの家は暖かくて消費エネルギーが少ないですよ~」って言っても本当に信じて良いものかどうか。。。
そこを第三者機関が、「大丈夫ですよ。本当に暖かくて消費エネルギーが少ないですよ」もしくは、「消費エネルギーは意外と多いですよ」などと表現してくれるものです。
この評価は、設計上の一次エネルギーの事なので、上記に書いたようなそんな単純な話ではありませんが、私感では、おおよそそのように捉えて構わないと思います。
データ的には断熱材をきれいに施工しても、適当に施工しても、気密性能が良くても悪くてもBELSの評価は同じものとなります。
ただ実際の施工が伴っていないと、BELS評価が良くても、温度ムラのある家になったり、そんなに暖かくない家になったりします。
あくまでも断熱材をきちんと施工して、気密試験を行ってそれを証明出来なければ、安心できないということです。
でも無いよりずっといいですね。
今後、設計上だけの評価だけにとどまらず、極端に言えばサーモカメラで撮影し漏気が無いか、断熱材の施工がきちんとしているか、気密試験を義務化して結果がどうなのかまで、法規制してくれると、世の中の家の性能が設計上だけでなく、実際の性能も担保してくれるのに。。。なんて思ったりします。難しいことだろうとは思いますが。。。
キクザワでは、全棟の気密試験とサーモカメラ撮影をきちんと行います。安心して下さいね~
■きちんと施工された断熱材
■断熱材の施工状況を担保するサーモカメラ
■確実な気密施工
■気密性能を証明する気密試験