開放感と素材感際立つ
スタバのような居心地の良い家が理想でした
仕事柄、異動が多いKさんは6年前長女が誕生したのを機に、新築の準備を開始しました。
「大手ハウスメーカーのモデルハウスや住宅展示場を回って、僕たちなりに勉強しました。でも、見れば見るほど、新築の具体的なイメージが湧かなくなって、途方に暮れました」と、Kさん。
ご夫妻が唯一決めていたのは、将来の単身赴任生活を考慮に入れ、奥さんの両親が住む恵庭市での新築でした。
「僕の留守中に何か不具合が起きた時にすぐに駆け付けてもらえるのは、近くの工務店。大手よりも、建てた後も安心できると気づきました」。そこで、恵庭で評判の高かったキクザワのオープンハウスを見学。塗り壁や木をたっぷり採用したナチュラルな空間は、お二人の好みとぴったり一致しました。
「プランからアフターまで一貫して、対応してくれた菊澤社長が担当すると聞き、信頼感が増しました。また、展示場でよく耳にした坪単価ではなく、積み上げ方式のきめ細かい見積もりを出していると説明を受け、納得の家づくりができると思いました。予算に合う宅地もすぐに紹介してくれて、地元工務店は頼もしいですね」。
ご夫妻が思い描いていた新居像は、あのスターバックスでした。「私たちの漠然とした希望を、まっすぐに受け止めてくれましたね」と、奥さん。
具体的なプランづくりを重ねる中で、菊澤社長はリビングとウッドデッキの床レベルをそろえ、大開口でつないだ開放感あふれるくつろぎスペースを提案。また、リビングと一体化させたキッチンは、回遊動線を採用した対面式をすすめました。「洗練されたカフェ空間を手本に、これまでのキクザワにはないディテールの細やかさを随所に追求しました。そのうえで、ストレスを感じない動線、空間レイアウトを提案させていただきました」と語ります。
床にはナラ無垢材、造作の収納や建具、階段にもナラの質感にマッチする木材を厳選。当初の願いどおり、木に包まれるような空間プランができ上がりました。「無垢材は生活の傷がつくほどに自分の家らしくなっていきますので、Kさんのような子育て世代こそおすすめしたい建材なんです」と、菊澤社長5か月間、打ち合わせを重ね、その最善の選択が2017年8月下旬、形になりました。
新居に引っ越したKさんが、一番驚いたのは空気の爽やかさでした。社宅時代に寒さや湿気、カビに悩まされていたため、実は暖かく健康的な室内環境の実現にもこだわりがあったそうです。
「性能面でもキクザワさんの家は高く評価されていて、不安はありませんでした。住んでみて、評判や性能数値だけでは分からなかった心地よさを改めて体感しています」。
奥さんはキクザワが提案した対面式キッチンに「前から使っていたように感じるほど、動線や使い勝手が自然です」と大喜び。キッチンに立っていても、大開口越しに外で遊ぶ子どもの様子もよく見えます。
「広々とした脱衣を兼ねた洗濯室、充実した収納計画のおかげで、生活感のにじまない空間を当たり前に保てるのもありがたいですね」。
ナチュラルモダンなくつろぎ空間をより居心地よくしたいと、家具や照明を吟味して揃えるのを楽しみにしているそう。
「来年は、建物と調和する外構や庭を整備して、ウッドデッキでバーベキューをしたいです。次々と暮らしの楽しみが増える家ができて、本当に幸せです」と、ご夫妻は笑顔で話してくれました。