子どもにも恵まれ、そろそろ我が家をと考えていたMさんご夫婦が、新しい住まいを建てるきっかけとなったのは、ご友人の新築のお宅を訪れた際に出会ったキクザワの家でした。温かみのある木の質感や高気密・高断熱・耐震といった性能のしっかりした家の造りに魅了され、家づくりを開始。インターネットで情報収集を進め、希望の土地を手に入れたご夫婦は、設計担当者と何度も対話を重ねながら、約3年間の長い歳月をかけて丁寧に家づくりを行いました。
設計期間中には家族構成の変化があり、一度決まったプランをゼロから見直す場面も。それでも、設計担当者はMさん暮らしに寄り添い、当初のプランを上回る提案をしてくれたことで、「プロの仕事を実感しました」とMさんは振り返ります。
家づくりにあたってMさんご夫婦がこだわったのは、「安心感」と「温かみ」。その想いを実現するため、地材地消に配慮した、道産木材をふんだんに使用した住まいが形づくられました。木材の優しい風合いが暮らしに安らぎを与え、包み込まれるような心地よさを生み出しています。
担当者も、「お施主様と二人三脚で創り上げる住まい」を大切にしながら、理想の暮らしを形にすることを目指し、何度もキャッチボールを繰り返して、最適なプランへと磨き上げていきました。書斎や手洗いカウンター・テレビボードなどの造作には、担当者自ら日高まで仕入れに出かけて厳選した北海道産のミズナラ・イタヤカエデ・ナラなど様々な樹種の一枚板を活用し、世界にひとつだけのオリジナル家具を設計。住まい全体のアクセントとなり、上質な空間を生み出す工夫のひとつです。
構造には枠組壁工法(2×4工法)を採用し、高い耐震性能や断熱・気密性能を確保しました。また、緩やかな勾配屋根に12.46kWの太陽光発電を導入し、雪国でも効率的にエネルギーを活用することで、長く快適に住み続けられる家をつくりあげました。
ㅤ実際に住んでみて、Mさんは改めて木の美しさや温もりを日々感じているといいます。
お気に入りのポイントのひとつは、リビングから見上げる木製ルーバー。職人の手によって丁寧に仕上げられたデザインは、光が差すと室内にやわらかな影を落とし、家族はもちろん、訪れる人々の目を引く存在です。また、東側に設けた二つの明かり取りの窓も魅力のひとつ。キッチンから見える飛ぶ鳥や雲の流れ、夜には外からこぼれる月の光が、住まいに詩的な美しさを添えています。
また、Mさんは「家づくりを進める中で、担当者やサポートスタッフの提案がとても参考になった」と語ります。内装材や造作家具なども、一つひとつ相談しながら選び、特に照明のデザインはお気に入りのポイントのひとつ。木の質感を引き立てる柔らかな光が、住まい全体にあたたかみを添えています。
こうして完成したMさんのお住まいは、想い描いた以上の「安心感」と「ぬくもり」に包まれた空間となりました。これからは、友人や親族が気軽に集まれる場として、より豊かな暮らしを育んでいきたいと笑顔で語るMさん。その言葉の通り、この家で人と人とをつなぐあたたかな時間を楽しむMさんの姿が、目に浮かぶようです。