雑誌掲載事例

　兵庫県出身の2人が縁あって結婚したのは3年前のこと。奥さんは故郷を離れ、Tさんの勤務地である千歳市にやってきました。休日には愛車で小旅行を楽しみ、北海道がすっかり気に入ったご夫妻。生活が落ち着いてきた去年の夏ごろには、千歳市で新築を決断。「年明け間もなく土地を購入。住宅地にしては86坪とゆったりしていて、雑木林に隣接していたのが気に入りました」。
　新築を依頼したのは、木質感あふれるモデルハウスに一目ぼれしたキクザワ。住宅見学会にも参加し、徹底した住宅性能へのこだわりにも共感したそうです。無垢床材をはじめ自然素材をふんだんに用い、雑木林の景観を最大限に採りこんだ開放感あふれる住まいを希望しました。「近くの賃貸住宅に住んでいたので、毎日、工事の様子を見に来ていました。290ミリ断熱を採用したと聞きましたが、現場で想像を超える断熱材の量に驚き、暖かい家ができると確信しました」。
　この9月に完成した新居は木造2階建て。ナラやタモ、センを用いてしつらえたLDKと中２階の書斎からは、裏手に広がる雑木林を一望。トリプルサッシを採用した大開口から雑木林の四季が染み込む、目にも温かなくつろぎ空間は、ご夫妻のお気に入りです。「素材感や眺望に加え、ストレスのない動線と十分な収納スペースが設けられていて、ゆったりとした気持ちで暮らせます。これから遊びにやって来る兵庫の両親にも自慢できるマイホームができました」。