雑誌掲載事例

　転勤生活が長かったNさんが新築を決めたのは、双子のお子さんを授かった一昨年の暮れのこと。「転勤先の社宅はどこも古く、子どもたちがストレスなく暮らせる環境ではありませんでした。今後は単身赴任することになるので、妻の実家のある恵庭市で土地を探して、子育てを心から楽しめる家を建てたいと思いました」。
　ご夫妻は、新築に備え数社に資料を請求。キクザワの勉強会に参加したことがきっかけで新築を依頼しました。「いただいた見積書の中でキクザワさんの書類が一番詳細で、予算配分が一目瞭然でした。それだけに私たちの希望も言いやすかったんです」と奥さん。理想の新居は、古道具屋めぐりで集めた大正から昭和の木製家具が似合う古民家風の住まい。また、家事をしながら育児がしやすいよう、奥さんは水まわりやキッチンのレイアウト、動線にもこだわりたいと考えていました。
　昨年11月、恵庭のニュータウンに完成した新居は、ウォールナットの無垢フローリングやタモ集成材を多用した落ち着いた和の佇まい。屋根の傾斜を生かし付け柱を施した居間続きの和室は、ご夫妻お気に入りのくつろぎ空間に仕上がりました。「冬も暖かく、結露もない健康的な室内環境を実現できました。子どもたちが素足で自由に走り回る様子を見ていると、新築してよかったと思います。キクザワさんのおかげで、子どもたちに胸を張って残せるわが家ができました」。