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  3. 2022年3月竣工 札幌市北区T様邸
   
性能の良さとZEH、生活動線を大切にした理想の我が家です

一棟の家が完成するまでには,そのお客さまだけの物語があります。
「家づくりの過程の中で悩んだこと、心配だったこと、嬉しかったこと、よかったこと… 実際に家を建てて住んでいる方の物語は、見えない誰かの参考になるはず。」-こんな思いから、実際にキクザワで家を建てたお客様のおうちを訪問させてだき、お客さまだけの家作りのストーリーをじっくりと伺うこの企画!
今回インタビューさせていただいたのは、2022年に札幌市北区にて家づくりを行ったT様。
ご家族の家づくりに込められた思いとはどんなものだったのでしょうか?
 
<住宅概要>
家族構成  ご主人様(30代) 
      奥様  (30代)お子さん3人 
施工場所  札幌市  
施工年月日 2022年5月~11月
施工期間  約6か月


転勤族だった自分たちが、子育てを機に一戸建てを考え始めました。

 
―家を建てようと思ったキッカケを教えていただけますか?


ご主人「転勤がこれまで多く、アパート暮らしが長くて、トータル10回くらい引っ越しをしていまして…。
その都度、寒い、キッチンなどの設備が狭い、引っ越しごとに収納スペースの大きさが変わってしまう…と、不便を感じる事が増えていました。
僕も妻も実家は戸建てだったので、戸建ての暮らし方に慣れていたという所もあったのかもしれないんですが。
そして子供たちが生まれて、子育てするには部屋の狭さも気になってきた、という流れですね。」



 
―アパート暮らしで特に「ここが気になった」という部分はありますか?


奥様「やっぱりキッチンが狭かったり、水回りが掃除しにくかったり、洗濯物を干す場所がなかったり…というところでしょうか。 お互いの実家に遊びに行くと、戸建てなので子どもたちが楽しそうに走り回っているんですが、アパートだとどうしても自由にさせてあげられるスペースには限りがあるという広さの面と、後は上下階の方への音の問題とか…。子育てしながら気にしちゃうことも多かったですね。」

 
—ちなみに、お二人は元々ニセコ方面にお住まいでしたが、札幌という土地の希望は当初から決まっていたのでしょうか?


ご主人「子どもたちの将来の教育的な面で札幌ということは考えていたことと、お互いの実家が、岩見沢と石狩なのでちょうど中間地点にあたるのが札幌という事もあり、利便性を考えてダブルアクセスでJRも地下鉄も使えるところと考えました。」

―こちらは札幌市内でも広くて、陽当たりも良く、すごくいい土地ですよね。スムーズに見つかったんでしょうか?


ご主人「いや~、見つかるまでは大変でした。色々ありましたね。」


ーそこのところ、ぜひ詳しく教えてください!

土地探しは不動産会社さんへ直接アプローチ!理想の土地を見つけてもらえました。

 ご主人「土地探しは、結局半年以上かかったと思います。インターネットの土地情報サイトを見たりもしましたが、地元の不動産屋さん何件か、直接足を運んだんですよね。そこで、顔を知ってもらって、公表前の情報を教えてもらって、現地まで見に行ったという流れです。」

―直接不動産屋さんへ行ったことがよかったのですね!


奥様「そうですね、やっぱり、インターネットでアットホームとかスーモで情報を見て問い合わせても、大体『もう売れました』とか、『問い合わせが入りました』と言われちゃうことが多いんですよね。

実際に一度、この土地良いね!って話して、夫婦で翌日、土地を見に来て問い合わせたらすでに売れていたっていう事があったんです。遠方に住んでいたので、これは本当に悲しかったです…」

―一日で決まってしまったのですか…。それはショックですね >< そう考えると、今のこの土地が見つかって本当に良かった!


ご主人「はい。不動産会社さんから、まだよそに情報を流す前に声をかけてもらったんです。当初は金額が予算よりちょっとオーバーではあったんですが、公園近く、角地で、さらにJRや地下鉄の駅までも徒歩圏内ということで立地的に申し分なく良さそうだと。
それで現地を実際に見て二人で『ここはいいね!』と。
金額面も予算になるべく近づけてくれるように対応してくれましたし、何日くらいでお返事ください、とある程度日程的に猶予をもらえたので、焦らずに済んでありがたかったです。」

奥様「裏話になりますが、新しい土地が出ると、ハウスメーカーさんが建築条件付きで販売というような方法で売るためにすぐ買っちゃう、という話も聞きました。
これも聞いた話ですが、不動産会社さんからすると、ハウスメーカーさんに売った方がお金の流れもスムーズだし、個人に売るより手間がかからないそうなんですよね。だから個人で買いたい場合には、仮の土地でもいいので住宅ローンが通るかどうかの審査を事前に通しておいた方がやりとりがスムーズらしいと。
それで、無理を言ってしまいましたが、キクザワさんに仮の土地で図面を描いてもらい、融資の審査を先に進めておきました。」

―なるほど。そんな背景があったんですね。融資が決まるまで審査に時間もかかりますし、その点で信用できる相手であれば不動産屋さんも力になってくれますもんね。ちなみに担当の専務からはこの土地について、何か意見ありましたか?


ご主人「すぐ見に行ってくれて、写真も送ってくれましたし、実際に建てる上でのプロしかわからないような北斜制限などについても調べてアドバイスをくれて、さらに僕たちがイメージしやすいよう図面をおこしてくれました。
…そう考えると、専務には何度も図面を描いてもらいましたね。
住宅ローン用で仮土地のプラン図面を描いてもらった時も、仮なのに関わらず、そのまま住めるような良い感じの間取りに仕上がっていたんですよ!これはすごいですねって言ったら、『キクザワ、ここまでできるぞっていうのを見せたくてつい頑張っちゃいました(笑)』と…(笑)」

―(笑)!! 専務らしいエピソード(笑)!


奥様「そう、仮でも全く手を抜かない感じで(笑)!
こちらとしては審査用なので、『こんなにちゃんと描いてもらって良いんですか、ごめんなさい~』っていう気持ちも大きかったんですけど、『いえ、図面を描くと皆さんの好みが大体把握できるんですよー』と言ってくれて、ありがたかったですね。」
ZEH、住宅性能の良い暖かい家にしたい!ZEHビルダーの評価からキクザワさんを知りました。

 
―ちょっと話が前後するのですが、キクザワのことを知ったきっかけを教えていただけますか?


ご主人「僕の方が元々、住宅性能の良い暖かい家にしたいという希望があったのと、ZEH(※ゼッチ:ネットゼロエネルギーハウス:家で使ったエネルギーを創エネ設備で生み出したエネルギーにより概ねゼロに出来る家づくり)にしたいという希望があって、北海道札幌でZEHを建てられるというところから、iezoomさんなどを見て、キクザワさんの名前が出てきて、会社を知ったんですよね。

札幌で高気密高断熱で調べると、名前が出てきたというのと、ZEHビルダーとして北海道で登録している会社で当時一番良い五つ星評価だったのがキクザワさんだったんです。」

―おおー、なんとZEHビルダー制度からでしたか! その時の最高評価は五つ星でしたよね、五つ星を達成できた年は私も嬉しかったので、ZEHからのキッカケというのはなんとも嬉しいです。


ご主人「それからキクザワさんのホームページを読み込んで、資料請求という流れになったんですよね。雑な施工をしてほしくなかったので、年間20棟というのも好印象でしたし、いつ現場に来ていただいても大丈夫と書いてあったことも、施工への自信を感じられました。自社大工施工ということも決断の要因として大きかったです。」

―奥様も同意見だったんでしょうか?


奥様「私の方は、一番最初、家を建てるなら大手のハウスメーカーかなぁ?と漠然と思っていたんですよね。
水回りにはこだわりたかったので、そのあたりのこだわりが実現できれば、とだけは思っていました。でも夫が色々調べてくれていたのでキクザワさんの名前が挙がったときは特に不安はなくて。
キクザワさんの話を聞くまでは、やっぱり他のハウスメーカーさんの話も聴こうかなと思っていたのですが、専務から家づくりの説明を聞いてみたら、内容や人柄が信頼出来て、もう他は聞かなくていいかな…と(笑)、 逆に専務からは、『他にも色々見た方が良いですよ』とアドバイスもらったんですが、結局行かずでしたね(笑)。早い段階でキクザワさんで!と決めました。」

―そこまで信頼していただけた理由はどのあたりだったんでしょうか?


ご主人「初めてキクザワさんの事務所に伺い説明を受けた時、営業トークを全くされなかったんです。
家づくりのことを基本から丁寧に説明してくださり、住宅性能・自社大工・ZEHなど一つ一つにこだわりを感じました。家づくりと真摯に向き合っている会社なんだなぁと思い、新築だけでなく数十年後のアフターフォローまで、キクザワさんにお願いしたいと思いました。
そして何より、専務の優しくて誠実なお人柄は、夫婦共々、本当に尊敬しています。」

―ありがとうございます。ご主人さんも最初からZEHをご存知だったり、奥様も堅実に家づくりを考えられて、お二人ともしっかり調べられる方だからこそ、キクザワの大切にしている家づくりと専務の人柄が伝わり、素敵な信頼関係のもとに家づくりが進んでいったのだな、と感じられました。嬉しいお言葉をいただき、本当にありがとうございます。

2階リビングのプランに変更、暮らしやすい間取りや動線を大切にプランしてもらいました。

 
―プランをしていく中で、こだわった点はありますか?


奥様「生活動線、作業動線にはこだわりました。出来る限り家事しやすいようにと考えて回遊というのは希望しました。
最初は一階にリビングで考えていたのですが、主人の職場の方が札幌で家を建てられて。その方が二階リビングのプランだったんです。札幌って土地が狭くなりがちだと思うんですが、その方と立地が似ていたんですね。なので、1階に組み込み式車庫を作って二階リビングで、という家を見た時に広く感じられて、衝撃を受けたんですね。

私たちの土地も、前面道路なので人通りが結構多そうな印象だったこともあり、人目と防犯面の安心感であったり、車庫は欲しかったんですが、一階に車庫をと考えると、一階部分が狭くなるなという間取りや動線の問題も気になってきてしまって、2階リビングについて相談させてもらいました。
1階のプランを描いてもらった後だったので申し訳なかったんですが…」

―いえいえ、多い方だと図面は30回くらい書き直す場合もありますので全然大丈夫ですよー、2階リビングだからこそ叶えられる事も結構ありますもんね。


奥様「そうなんですよね!キクザワさんのオープンハウスで一件、テラスのあるおうちを見せてもらったんですよね。組み込み式車庫の上の2階部分にテラスがある物件で、これは良さそうだなと感じました。子どもたちを少し遊ばせておいたりもできますし、庭がない分、ここでプランターの香味野菜を育てたり、花を育てたりとちょっとしたガーデニングをしてみたいな、と思っています。」

ご主人「テラスと小上がりを同じフロアに持ってくることで、少し連続性のある空間にしたかったんですよね。テラス部分の天井にレッドシダーを貼ってもらったことで、キッチン横のワークカウンターからも空間の連続性がさらに生まれて、視線の抜け感も良さそうだなと。テラスで遊ぶ子供たちにも目が届きます。
BBQも出来ると聞いて水栓も付けてもらいました。今年の夏が今から楽しみです」
小上がりやキッチンカウンター収納など、子育てしやすいワンポイントをプラス

 
ーこちらはリビング横に小上がりがある間取りですが「こんな使い方がしたい」というご希望があったんでしょうか?


奥様「うちの実家に小上がりがあったんです。ちょうどいいんですよね、くつろいだりとか、昼寝とか。客間をつくらなかったのでお客さんが来た時には客間として使ってもらえる、という事も考えてギリギリですが、布団は二組敷くことができる分のスペースはとってもらいました。
昨日も子どもたちがここでお昼寝をしていたんですよね、その姿を見ながら、作ってよかったね!と話していました。」

―キッチンは奥様が特に力を入れるスペースですが、T様はキッチンに関してのこだわりはありましたか?



奥様「子供たちがお手伝いしやすいように、ということと、収納ですかね? 最初はショールームでフルフラットキッチンを見て感銘を受けて、『わぁー!フルフラットもいいね!』と話していたんですが、よく考えてみたら『私たち結構物置くよね…』という話になって(笑)。
結局、手元が見えない高さまでカウンターを作ってもらいました。電子レンジやトースター関係は、片側に家電タワーを作ってもらって。今まで住んできた中で一番使いやすかったのが、奥に家電関係、すぐ下にゴミ箱スペース、並びに冷蔵庫とあって、という流れだったので、その方が使いやすいかな、と考えました。
カウンターは水撥ねや油跳ねに強いように、メラミンカウンターを使っていただいて、専務から造作図面が届いたんですが、こんな風になるのか~と」

―水返しを兼ねたカウンターは、幅広で使いやすそうですよね!


ご主人「キッチン向かいに家族共用のワークスペースという間取りは、子供たちが勉強できる場所でもあるので、キッチンカウンターはランドセルを置けるスペースも兼ねて作ってもらいました。子供の絵本など本棚としてもたくさん置けるよう広めになっています
収納としてももちろんですが、立ったままちょっと手紙を読んだりするのにも高さがちょうどいいんですよね。色々な使い方が出来そうです。とても気に入っています」


―ちなみに、このおうちは照明器具がすごくかっこいいですが、このあたりもこだわりがあったんでしょうか?


ご主人「ありがとうございます。照明は僕がこだわった部分でした。
元々最初にいただいた照明プランは電球色で構成されていましたが、雨の日など日中でも暗い時に、電球色ではなく温白色にしたいという希望があり、色温度を切り替えられるようにしました。 さらに、複数の照明をシーンごとに設定できるpanasonicのリビングライコンという商品を採用しました。これをアレクサと対応させると、『アレクサ、夕食の電気にして』、『アレクサ、寝る前の電気にして』と言うだけで、照明シーンを切り替えることができます。実際の連携はまだですが、専用棚も造作してもらってあります。」

―すごい!!これは使うシーンに合わせてボタン一つで切り替えられて、音声でも動かせるんですね。便利ですね!もともと家電関係はお好きだったんでしょうか?


ご主人「家を建てた友人が、アレクサで照明や音楽をコントロールするスマートハウスの家づくりをしており、そこから興味を持ちました。 Panasonicさんのリビングライコンは温度の切り替えがボリュームで調整できて、色の調整の時に、スイッチをパチパチと切り替えしなくていいな~というのが気に入って採用しました。」

ー奥様としてのこだわりはありましたか?


奥様「照明関係は主人にほとんどお任せです(笑)。ただ、キッチンの手元灯としてのペンダントライトは、よく竣工住宅の写真で拝見するのですが、我が家では迷った結果、ほこり等、お手入れの事を考えてやめることにしました。キッチンだとほこりだけじゃなくて、油汚れもあるのと、カウンターの高さもあったので、ペンダントライトよりダウンライトにしてすっきり、と、自分たちの生活に合わせて考えました。
照明器具だけじゃなく内装全般について、ちぐはぐにならないようにテイストは揃えたかったので、デザインに関してはほぼほぼ、主人の好みに任せることにして、私は間取りや動線の要望を叶えてもらう方を重視しました^^」
手間がかかることも快く受け入れてくれた大工さんに感謝!いつも楽しくて仕方なかった打ち合わせで楽しい家づくりができました。

 
―現場が進んでいく中で大工との思い出はありますか?


ご主人「照明の事で、断熱的に勾配屋根にダウンライトが埋め込めない仕様だったみたいで、断熱材をくりぬいて、別の薄くて性能の良い断熱材の箱を作らなきゃいけないという作業が必要になってしまう場所があったんですよね。
かなり手間のかかる作業だったんですが、悩んで、やっぱりダウンライトでお願いした時に、現場で大工さんに『手間かけさせちゃってごめんなさい』と伝えた時に『いや全然大丈夫だよ!いつもやってることだから~』と快く言っていただけて、ありがたいなぁと思いました」


奥様「現場は信じて任せられました。大工さん達はいつも笑顔で、現場にいつ来ても雰囲気よく、和気あいあいと仲良くやっている様子が伝わってきました。
ハウスメーカーさんだと自社大工の会社は少なくて、現場に入る大工さんの腕や匙加減で家の出来上がりの良し悪しが変わっちゃうという話も聞いていたので、進んでいく現場を見ながら、『やっぱり自社大工は良いなぁ~』と感じましたね。
床材の位置についても『ここまでにしてここで見切りを入れる方がカッコいいんじゃないか』というのを、現場サイドの意見として私たち側にもきちんとバックしてくれて。
図面で把握しきれない部分を教えてくれたことで、安心できました。」

ー担当者(専務) とのやり取りで思い出に残っていることはありますか?


ご主人「最初のうちに『こういう雰囲気、デザインが好きかな』という話をして、いくつか好みのテイストの写真を見てもらったんですよね。そしたら、『あぁ~、大体好みは掴めました』とすぐにわかってもらえて(笑)。
それで、内装材も好みに合うものを提案してもらえました。専務も新築をお持ちという事だったので、『僕の家はこれを使いましたよ』という流れから、『じゃあ、おそろいで!』って決めたものもあったりします。
専務との打ち合わせはとても楽しくて、事務所に笑い声が響いていたんじゃないかなと(笑)」

ー専務からも思い出を教えてほしいです。


専務「全般、本当に楽しかったんですよね。
調理器具の提案は、当初IHを希望されていましたが、僕の自身の個人的な体験から『IHとガスと両方使ってみたんですが、僕はなんとなくガスの方がおいしく感じられたんですよね』と正直に話してみたところ、『じゃあ我が家もガスにしてみようかな?』と採用してもらえたり。
どう暮らしたいか?という事や、大まかにこんな感じというざっくりとしたイメージをお聞きして、細かい部分は任せてもらえたので、T様とこちら側と、任せてもらえる部分のバランスが良かったように感じますね。

今、新築に関する情報が一般の方でも気軽に手に入れられる時代になったことで、写真を見て惹かれる仕様など皆さんあると思うんですが、何十棟も建ててきた施工側だからこそ分かる事や、プロじゃないとできない提案もあるんですよね。そのあたりを僕らに任せてくれて、アドバイスを受け入れてもらえたのは嬉しかったです。その点で、キクザワが大切にしている『お客様と共に創り上げる家づくり』ができたなと感じています。
同じ年頃の子供を持つ家庭という事もあるので、共通点がたくさんあり、話も盛り上がりましたね(笑)」

ご主人「一番下の子が生まれる前からお話していましたもんね。家づくりをしながら子供の誕生も迎えました。そう考えると初めてお会いしたのが二年半前かぁ!時が流れるのは早いですね」
良い家づくりのためのアドバイスは、「早めの検討」と「土地は直接確認を」

 
ーこれから家づくりをされる方に、アドバイス等があれば一言お願いできますでしょうか?


奥様「設備関係など、一周回って希望が戻ってくる場合もあるので、早め早めに見ておくのがおすすめですね。我が家も、キッチンはフルフラットにするか、ペニンシュラ型にするか、など迷いながら自分の暮らしに擦り合わせて色々考えた結果、一番最初の希望に落ち着いたこともあったので(笑)。
早すぎると、シンクの大きさや食洗器など設備自体が仕様変更になる事もあるんですが、それでも水回りは早めがいいかもしれません。」


ーたしかに! 家づくりは、その後の実際の『暮らし』をイメージすることが大事ですよね。ショールームで実際に商品を見て立ってみると、実際の使い勝手も想像しやすいですもんね。ご主人は何かありますか?


ご主人「やっぱり土地探しは不動産会社さんに直接相談することと、そして、土地は実際に見に行くのが一番です!
雪捨て場をどうするか、土地の雰囲気や環境、ご近所の方の印象といった細かなことは、現地に足を運ばないと、なかなかわからない部分なので。実際見てみると、その後の暮らしのイメージも湧きやすいですよ。」

ーなるほど!とっても参考になります。
今日は、貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。



スライドショーにて、T様邸をご紹介中↓
統一感のあるインテリアや使い勝手の良さそうな間取りなど、本当に素敵です♪ぜひご覧くださいね。
message from Kikuzawa

専務:菊澤章太郎
「T様との住まい創りは社是である『住まいはお客様と共に創りあげるもの』そのものであったと思っています。
住まい手の『こんな暮らしをしたい』をお聞きして、ご提案して、一緒に悩みながら形にすることができたのかな、と思っています。
双子のお子さんも始めの頃は抱っこ紐だったのが歩くようになり、お打合せを重ねていくに連れて手を振ってくれたり、お引渡しの時にはお手紙まで書いてくれて。とても嬉しかったです。

住まいは竣工が完成ではないと思っています。暮らしの中で住まいをさらに創りあげていただければと思っています。」


棟梁:新山良 「専務の気合の入った設計により、勾配天井がとにかく大変だったのが印象的な一棟でした(笑)!
逃げがきかない分どう収めるか、とにかく頑張りました。
お客さんとは、現場が遠かったのでなかなか会えなかったけど、信頼して現場を任せてもらえて良かったです。
喜んで住んでもらえていたら嬉しいです。また何かあれば気軽に連絡くださいね!」

大工:多田昌弘 「天井の配管が多かったので、石膏ボードを貼るのは頑張りましたー!構造がいつもと少し違ったので、僕にとって新鮮な現場でした。一番下のお子さんが、僕の子どもと同じくらいの年なんですよね。現場に遊びに来てくれるたびに大きくなっていたのが可愛かったです^^ ありがとうございました。」

(Special thanks:photo by studio9様)